本記事は「選択子なし主婦・夫婦」についての内容になります。
※4年以上前に(忘れた)書いたものなので、今と異なる多少部分あり!
全国にいる「選択子なし主婦・夫婦」の皆さんのことを記事にしているわけではなく、私自身のこと・私の価値観であることを先にお伝えしておきますね。
どうも、結婚して17年目になる選択子なし主婦です。
私の本質的な部分なので記事にするには恥ずかしいのですが、その反面「書きたくなること」があります。
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選択子なしである自分についてまとめました。隙間時間に読んでいただけたら嬉しいです。
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選択子なし「はじめに」
子どもがいる人生・子どもを持つ人生は、素晴らしいものだと思っています。
両親にも感謝しています。ただ、そういうことでは、ないのです。
現代社会でも、結婚し子供が持つことの方が、「当たり前・良いこと」とされてます。
まぁじゃないと人類が滅びちゃいますしね。
ただ、「その考えが(子を産む)当たり前だから、そうしなさい」という意味で良いこととされてるような気がします。
人は「皆んなと同じ」であることを良いとし、どんな課題でも多数派が良いとする。
日本人は特にそういう性質があると感じます。
沈没ジョークってご存知ですか?
世界各国の性質を表したジョークです。こんな内容です。
沈没しかけた船に乗り合わせる様々な国の人たちに、海に飛び込むよう船長が説得を行います。
- アメリカ人に 「海に飛び込めがヒーローになれますよ」
- イギリス人に 「紳士は海に飛び込みます」
- ドイツ人に 「規則なので海に飛び込んでください」
- イタリア人に 「飛び込めばあなたは女性に愛されますよ」
- 日本人に 「日本人はみんな飛び込みましたよ」
日本人が集団主義者であることを表しています。
話を戻しまして...
正直、そちら側の考え(子を産みたい)を持つ人間に生まれたかったなーと思ったこともありますよ。
人間を育てるのは大変なのはわかっています。
多数派と同じ生き方を選んだ方が、偏見の目や嫌なことを言われないのになーと感じることも。
何事もマジョリティが生きやすく、マイノリティは生きにくいです。
過去に、子なし関連の本を何冊か読みましたが、酒井順子さんの「子の無い人生」が1番ピンときました。
その1冊くらいで、後の「子供産まない関連」の書籍はピンときませんでした。
それは、子どもをもたないではなくもてないが軸の書籍ばかりだからです。
それくらいマイノリティ。だった????
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選択子なしとは?
私は、体に問題なく・経済的な理由でもなく・子どもを産みたくない・欲しくないので、子どもを作らない選択をした人間です。
自らを選択子なしと言っています。
子どもは欲しいができなかった方が「不妊治療をしないことを選択し、子供を作らないと決めた」ときも、選択子なしと使うこと。
スムーズに子供ができた方には「なんでもいいじゃん。」程度の感覚かもしれません。
大きなグループでわけると同じですもんね。
ただ子どもに関して持っている「価値観」や「子なしに対する精神的負担」がまるで違うと思われます。
選択子なしを選んだ理由は?
「子どもを欲しくないので、産まない」「欲しいと思ったことがない」というのが第一の理由です。
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本当にただそれだけです。
生い立ちとか深く考えないで大丈夫です(笑)。
私は、「母のお腹の中に「母性」を置いてきたんだなー」と本気で感じるくらいです。
そう、私の感覚では本能の部分です。
赤ちゃんを見ても小さな子供を見ても、幸せそうな子を持つご家族を見ても、
「欲しいなー。産みたいなー。」
という感情を残念なことに抱いたことがありません。
それらをベースに以下のような点も要因だと考えられます。
- ママ友の集まりや人間関係や付き合いをしたくないから
- 子供の人生に責任を持ち、面倒をみないといけなから
- 自分のことで手いっぱいだから
などが理由にあげられます。
性格的に人を育てることに向いてなく、何より望んでないので到底無理です。
無責任に人の命を授かれません!人生に責任を負えません。
冷酷な人間に思われるかも知れませんが、困ってる人がいればお手伝いしますし、ベビーカーを押してる方が困っていたら率先してお手伝いしています。
その他....若い時より子供が可愛く思えるので、割と散歩してるとお話ししたりもします。(それとこれとは別)
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人としては特別良い人間ではないですが、普通だと思います(笑)。
道を開けたり扉開けてあげても、礼も言わない方にムッとすることはありますが、自分が勝手にやったことに見返りを求めるもではない!」と心を落ち着かせています。
こういう考えがあるのに「自分の子どもは可愛いよー」「産めば変わるよー」などの安易で無責任な言葉はどうかと思います。
それも自分も大人になってきたので、だいぶ「相手に悪意はない、子どもを本当に好きな人なんだろう」と流せるようになりました。
選択子なしなのに、結婚する意味あるの?
「結婚しても子ども作らないのに、何のためにするの?」
こういう意見もお持ちの方もいるでしょう。当然だと思います。
が、「ほっとけよ」とも思います(笑)。
これを綴るにあたり、周りの意見やネット内を調べてみました。
■結婚=子どもをもつ
の意見が多いと思いきや時代は流れているようで結婚=子供の方が考え方が古い、と言われる立場になっている傾向でした。
ただやはり、「意味ない!」「結婚を祝福する気になれない。」という意見もありました。
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何かの本で、「現代の若者たちは選択肢が多すぎて、大変だ」という文章を目にしました。
昔の人は、跡取りを残さないといけない等の理由で結婚は絶対しないといけないことだったので、幸せかどうか正しいかどうか迷うことさえ頭にはなかった。
人によっては、その方がシンプルで幸せだったかもしれません。
さて、結婚する意味ですが。難しいですね〜。
私はわり古風な考え方で(子供は欲しくないけど←ここが自分でも分からないまま)
嫁ぎたい・人の人に大事にされたい・名字が変わりたいという願望があったので、結婚は正しい選択、自分が望むことでした。
人生を共に歩みたいが基本です。
且つ、荒っぽくいうと、やはり籍を入れるという保証がないと不安だからでしょうか。
愛を信じたいですが、普通の女性が入籍もしないで男性の人生を支え、この身を捧げるは勇気がいるものです。
入籍をすれば、男性にも責任感が生まれやすいでしょうし簡単に捨てられることはないでしょう(笑)。
経済的にも自立していて、結婚にこだわりがなく子供も欲しくないという女性は入籍しないかもですね。
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それでも、他人からの「詮索はごめんだ!」といういう方は入籍するかもですね。
まぁ男女の関係なんて、子供がいようがいなかろうが、入籍してようがしてなかろうがダメになるときはダメになります。
「何故、子ども作らないのに結婚するの?」に的確に答えたいですのが、最終的にまとめると、「結婚したいからです。」としか言いようがないことに気づきました。
ただ、ウェディングドレスや結婚式になどに憧れや興味はなく、両親にその旨を話し承諾を得て結婚式はしませんでした。
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※すべての選択子なしさんの考えではなく私個人の考えや感情です。
私たち夫婦が子供はいらないと思うことについて深堀りしたお話は、こちらの記事にまとめました。
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選択子なしって結婚相手に伝えたの?
付き合っているときに、子どもは欲しくないと伝えました。
私の場合、結婚する前から「私の人生には、子どもは必要ない」と心が決まっていたので、結婚の話がでた時に、私から夫に確認しました。
私にとっては人生最大の幸いなことに「ごめん、子どもは.....欲しくない」と言われ喜びました!←こういう反応になる人は、わずかでしょうね(笑)。
一生独身か子供欲しくない男性を無理矢理見つけて、さほど好きでもない人と結婚するのかなーとか思っていたので。
やはり結婚は好きな人とするのが1番の幸福だと考えます。
選択子なし夫婦の形はさまざま
同じ選択子なしさんのお話を少しご紹介します。
不妊以外の子なし夫婦にはこんなケースもありました。
子供のことはさほど考えず、結婚しそのままお互い子供が欲しくなるタイミングがなく、作らない人生となった。
結果的にご夫婦どちらも「子どもは欲しくなかった」という結論に至ったようです。
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今後どうなるかわからない
夫はは欲しいようだが、子作りはせずそのまま結婚継続中。
これには少々驚きました。子どもが欲しい人にとって、子どもを作ろうともしない人生なんて過酷すぎじゃないですか?
結婚する前から自分の(欲しくない側)気持ちは固まっていたのに、伝えずに結婚しちゃうとか考えられません。
相手の人生をどう考えてるのか不安を覚えてしまいます。
相手にあわせた
相手が子どもを望んでないので諦めた。
その選択が幸せならいいです。何を選ぼうが個人の自由。
予想と違った...
結婚する前に「子供は欲しくないから」と申告はあったが、その時は「今はこう言っているけど、いずれ欲しくなるだろう」と思い結婚し、10年以上経つが夫の意思は変わらず。
このケース、4人から聞いています。
歳を重ね「子どもが欲しくなった」という方も多いですからね。
しかしながら、結果的にどなたも離婚はされていないので、現状に満足されているのかなと解釈しています。
絶対子どもは欲しくない私は、絶対にこの考え(子どももたない)が変わらないので、まだ入籍前で、このケースに当てはまる方にはじっくりじっくりしっかり話し合いをされることをおすすめします。
ココがポイント
結婚してから「欲しい」「欲しくない」の気持ちが変わる可能性は覚悟の上で結婚されることをおすすめします。
人の心は不確かなものです。
選択子なし今後、子どもが欲しくなる可能性は?
この先に子どもを欲しくなる可能性。こればっかりはわかりませんよね。
しかし、私自身は「絶対変わらない!」という気持ちがあるのが確かです。
でもコレ(気が変わる)、正直凄く怖いですよね。
欲しいと思ったときには、手遅れだったり相手と離婚になったりと。
「選択子なし」で結婚を決めるときには、自分でもよく考え、相手と話合うことは必須だと私は思います!
後悔はしていないの?
結婚して15年経ちますが、今のところ1度もありません。
寧ろ年々、「子供を育てることは私には無理。」という感情が強くなっています。
そして、相変わらず家族連れを見ても特別な感情は生まれません。
それより、夫の死後の問題の方が心配。(私の方が先に旅立つ可能性もありますが...)
選択子なし夫婦で幸せですか?
子ありの方はこの記事を読んでいないと思いますが、「子どもを持って幸せですか?」
と同じ意味合いの質問であることをお伝えしておきます。
子ありの大半の方は、こう答えるでしょう。
「もちろん!子供が生まれて、人生の中で、今が一番幸せ」
その言葉と全く同じ状況です。
私においては、周りの偏見の目はあったとしても、夫も同じ考えですし、どちらの両親もすんなり受け入れてくれました。
この状況に「今後何か大きな不運に遭遇するすのでは?」と不安を覚えるくらい幸せです。
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選択子なしが受けるストレス
まぁ色々ありますよね。
「あんた人として変だよ」「将来税金もらうな」「税金多く払え」「生産性のない人間」
などの言葉は耳にしてきましたよね(笑)。
全て受け入れています。例えて言うと、自身の意思でタトゥーをいれて批判を受け入れている感じ?(わかりにくくて、すみません)
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60代くらいの女性がお会いするたびに「お仕事、凄く忙しいんでしょ?」と決めつけて話してきます(笑)。
数回「パートだし少ししか働いてないので、全く忙しくありません!」と説明しているのにです。
「子供もペットもいないのは、仕事をがむしゃらにしてるんだわ」と勝手に思い込んでるのかなと思ったり。
ある一定数の人って、他人を自分の常識に当てはめたがりますよね。
自分がこうならないよう、気をつけようと思います。
しかしまぁ、理解できることもあり。
老後や死後....身内等に迷惑をかけないように色々と計画・実行しております。
老後寂しくなるかもしれない等々...の問題も自分が決めたこと、覚悟の上、生きていこうと思います!
何事もマジョリティが生きやすくマイノリティは生きにくい。しかし強くなれます。
※記事を初めて書いたときの感覚で、今はマイノリティって感じはなくなっているかな。
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選択子なしに対して世間からのお声
ちょっとまとめるの辛かったけど、こんな声もあるんだなーと人生経験です(笑)。
触れてはいけない
20代女性
本当は子ども欲しいんだろうなと思います。
訳あってのことだと思うのでそっとしています。
浮気されない?
30代女性
いつか旦那に外で子ども作られそう...不安じゃないのかな?
変わっている人が多そう
30代女性
子ども嫌いな人が多そうなので、ちょっと怖い。人間的にも変わっていそう。
と、思っています。でも、自分の子どもがそういう大人になるかもとも思い複雑です。時代ですかね?
本心はどうなんだろう?
40代女性
私自身が不妊治療していたとき、周りには「まだ子どもは欲しくない」と言っていたので、選択と言っていても中にはそういう方がいるような気がしています。
身近にいるとちょっと気はなってしまいますね。
後悔しそうですね
40代女性
正直、歳とってから「子ども欲しい!」ってなったらどうするんだろうかと思いますね。
後やっぱり育った環境が良くなかったのかなとか。
まぁ、人様のことなんでほっとけって感じですよね。
幸せの形は人それぞれ!
40代女性
子どもがいる、いないで人間性は決まらないので、人それぞれで良いと思う。
自分は親に向いていないと判断して子どもを持たないことは、賢い選択だと思いますよ。
子どもがても、ロクでも無い人間をたくさん知っています。
選択子なし夫婦を選んだ女性の声
私以外の選択子なしの女性の声も聞きたかったのでまとめました。
毒親もちです
30代女性
毒親に育てられたので、子どもを愛せる自信もないし、子どもの良さも感じないでの選択子なしを選びました。
子どもに興味がない
30代女性
子どもが欲しいという感覚がなく、特に夫と子どもについて話し合う機会もなく今に至ります。
多分2人とも子どもは好きでもないし、欲しいとも思っていないのだと思います。
自分は一番大事!
40代女性
夫婦揃って自分のことが1番可愛いので、子どもを作って自由がきかなく生活に耐えれないです。
こう言うと、産めば変わると言われますが、変わりません(笑)とお答えしています。
子なしさんにおすすめしたくなる本
子なし主婦・子なし夫婦・子なし人生に関する本も少しづつですが増えてきました。
数ある子なしに関する本の中から、私が読んで良かったと思った本をいくつかご紹介します。
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ただ私のような普通の選択子なしが本の内容にすべて共感できる本はないかなと感じています。
だからこそ、ブログで自身のことを書いているのかもしれません。
子なし専業主婦ですが何か?
著者は倉本かなこさんは、旦那さんと猫と仲良く暮らしています。
完璧主義なあまり生活中でストレスを抱えてしまう女性。
専業主婦というだけで批判の対象になりがちで、周りの目が気になり、外に出るのが億劫になる女性。
そんなあなたに力をくれる1冊となっています。
わたしが子どもをもたない理由(わけ)
まだまだ世の中の多くの人は、子どもを持つこと人としての幸せだと考える人が多いでしょう。
多くの人は子どもを産むのは大切だと思っているでしょう。
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昔のように必ず子を産めという時代ではありませんので、子を持つというのは1つの選択肢となっているのではないでしょうか。
私が子どもをもたない理由(わけ)はそのようなことを書いてある本になります。
同じ考えを持てというわけではありませんが重く考えず選択肢の1つなんだよということを教えてくれる一冊となっています。
子の無い人生
こちらはKindle Unlimited会員は、追加料金なし読み放題の対象本となっています。
⇨Amazon kindle Unlimitedについてはこちら
『負け犬の遠吠え』で有名な酒井順子さんが書かれています。
とっても気持ちいいくらい、子の無い人生についてズバッと書かれています。
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選択子なしとして共感できうる部分、そうでない部分も含め正直に書かれている本だと思います。
子なしのリアル
子なし女性がリアルな生活で日々感じていることが書かれています。
子なし女性であることに孤独を感じているが、あまり子なしについてネットから情報を入れない。
子なし友達を作らない。という方に読んで欲しいと個人的には感じました。
他にも多勢いることを知り、心を軽くして欲しいです。
誰も教えてくれなかった 子どものいない人生の歩き方
2017年12月に出版されたくどうみやこさんの本です。
子なし主婦で1番よく読まれている本ではないかと思います。
様々な理由から子どもがいない人生を歩んでいる女性たちのエピソードがメインです。
『産めない』『産まない』には大きな違いがある。
私には心が痛くなる部分でした。
スッキリした。悩みが楽にあった。引き目を感じなくなった。前向きに子なし人生を楽しもうと思った!
こんな感想が多い1冊です。
まとめ
選択子なしは、ある視点から見ると「贅沢」
ある視点から見ると「自分勝手」
ある視点から見ると「可哀想」
なのかもしれません。視点は、人間そのものによって変わります。
大事なのは自分からの視点だと思っています。
私の視点からだと「正しい選択で幸せ」です。
私が周りのプレッシャーに耐えきれず、子供を産んだとします。でもやはり子育てには向いておらず、子供を虐待してしまいます。
そうすると周りは、「なんで子ども産んだの!?」と攻め立てるでしょう。
自分のことをしっかり理解し、考えての「選択子なし」なのです。
なんとなく子なし夫婦になった