マウンティング女子とは、威圧的に「私の方が上よ!」と相手にアピールしている女子のことです。
楽しそうな日常をただSNSに投稿している女子ではございません。
なんとなく女性なら「その違い」わかりますよね?
男性には分からないと思う。
本記事ではSNSに現れる「マウンティング女子」についてご説明します。
女である私もマウンティングしている可能性があります。
戒め・マウンティングされたときの苦痛を共有し、気持ちを楽にしたいという思いで記事を書きました。
マウンティング女子はあなたの近くにいるかも
「マウンティングママ」という言葉をよく雑誌で見たり、人から聞いたりします。
が、マウンティングする人はママ界だけではなくSNSにも多く出没します。
SNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、インターネットを通じて人とコミュニケーションが取れるサービスのことです。
主なSNSサービス
- LINE
- mixi
- Amebaブログ
など
SNSが普及している、いや、利用するのが当たり前になっている現代、多くの人が一度は何かしらのSNSを利用したことがあるでしょう。
そして、一度は「マウンティング女子」に遭遇していますよね。
マウンティング女子とは?
マウンティング女子とよく耳にするが、一体どんな女子なのか気になりますよね。
マウンティングの意味や特徴をここでは説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
マウンティング行為とは?
そもそもマウンティング行為とは何なのか?
自分の方があなたより上よ!
と主張する行為のことを言います。たちの悪い負けず嫌いとも言えそうですね。
女性だけがする行為ではなく、マウンティングおじさんも時に話題になります。
ただ男性の場合は力や仕事でそれを示すようですが、女性マウントの場合はひと味違うようです。
女子のマウンティングは巧妙
マウンティング女子のマウンティングは、「わかりにくいけど、わかる!」という巧妙な手口が使われます。
例えば、「ただの愚痴?」「相談かしら?」「報告してるだけ?」と思ってうんうんと聞いていると最終的にマウンティングだった!
とジワジワと伝わってくるものです。
男性とは違い気づかれないように巧妙にマウンティングをしてくるのが「マウンティング女子」です。
マウンティング女子のマウントはストレスに感じやすい
マウンティング女子のマウンティングは「わかるけど、わかりにくい。」ので、マウンティングされてると感じても、確信がなく反論できません。
反論できないから鬱憤が溜まり、ストレスとなります。
吐き出し場所を求めているのです。
職場やジム、習い事の場、女子会、いわゆるところで「笑顔の格付け競争」が繰り広げられています。
マウンティング女子の特徴
主なマウンティング女子の特徴をまとめました。
これに当てはまってもマウンティングしない女性もいると思いますが、参考にしてみてくださいね。
■想定できる人物像
- 明るくて前向きな言葉が多く、活発な印象で友人も多そう
- 基本的に文章が長い
- 高価なブランド物が好き
- 相手に求めるものが多い
- いつも人に囲まれ、忙しいアピールが多い
- ↑の割には、なぜかSNSに頻繁にログインしてる
自虐が好き
一番多いタイプです。不幸話かと思わせて、自慢話を聞かせる女子。
「私なんて○○だからさ〜」「いいな〜私の彼氏は〇〇だからさ〜」
と始まるタイプは危険だ。
相手からのフォロー待ち、褒められ待ちで、結果相手より優っていることをアピールしていることが多い。
話題の中心じゃないと気が済まない
マウンティング女子は、どんな話題も自分が中心でないと気が済まないタイプが多いです。
中心じゃないと負けを意味するからでしょう。
よく会話泥棒する女性がいると思います。
A子「彼氏が誕生日を祝ってくれて、ネックレスくれたんだ。」
マウントB子「あ、そのブランドのリング私も持っているよー。新作も買ったし。彼氏がさ〜」続く...
どんな話題でも自分の話に持っていきたがるのが、マウンティング女子です。
人の話に興味はない
マウンティング女子は、自分が話題の中心で一番じゃないと気が済みません。
自分にしか興味ないのです。
しかし話を聞いていないわけではないですよね。話の内容にマウントしてくるわけですから。
話は聞いているけど、相手に興味はなく相手に勝つことに興味があるのです。
なので、マウンティング女子は「この子、私に興味ないんだなー。」と人を不快にさせたり、落ち込ませたりします。
結果的に人が離れてしまいますが、マウンティング女子はそれは見ないフリをして、次のターゲットを探してるように私は感じます。
リア充アピール大好き
マウンティング女子は、とにかくリア充アピールが大好きです。
人に合わなくてもアピールできるSNSは、彼女らにとって最高のツールです。
なので近年、マウンティング女子や承認欲求が強い人間についての話題が多いのだと思います。
マウンティング女子は、見る人にマウントを取れるような内容で、1日中投稿しています。
SNSは自分の好きなように投稿できるものですが、あまりにもリア充投稿ばかりだと見る人も疲れちゃいますよね。
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マウンティング女子がマウンティングする理由
そもそもなぜマウンティングするのか?
マウンティングしない人とっては不思議ですよね。
同じ女だけど「憧れ」の対象になる女性っていますよね。
そういう人はマウンティングなんてしません。
自分自身に満足していて、充実した人生を送っているからです。
そういう方は自然に人に褒められる機会も多いでしょう。
マウンティングする人はその逆で、自分に自信がない人達です。
勿論、人には「私凄いでしょー!」アピールが凄いので、「自分に自信がないなんて信じられない。」
と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本当です。
承認欲求が強かったり、自己肯定感が低いのがマウンティング女子の特徴です。
自信がないので、常に人の上にいたがりマウンティングをすることが「日常」になってしまうのです。
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マウンティング女子SNSでの行動例
SNSマウンティング女子が、実際おこなっているマウントを例をあげてご紹介します。
勝手に張り合う
A子さんの体験談:
ある日、Instagramで「〇〇レストランで夫(彼氏)と食事してきました。・・・・・・・楽しかった〜。」 とポストしたんです。
すると翌日にはマウンティングB子が、
「〇〇で(誰もが知ってそうな高級店)大好きな旦那様と食事してきたよー!雰囲気もよくてお料理も凄く美味しかったです。最高の1日でした。本当に私って幸せ〜。」
とポストしていました。
初めは似たような話をB子すぐポストするなーとくらいにしか思っていなかったのですが、
これが幾度と繰り返されるようになりマウンティングされている!と気づきました。
私はB子を意識したことがなかったのでびっくりしました。
共通の友人に話したところ「私もマウントされていると感じてた!」という話になり、常に誰かにマウント取ってるんだとわかり安心はしました(笑)
ポイント
マウンティング女子は友人の行動をいつも見張っています。しかも自分に向けていられるように感じるんでしょう。
負けたくないのでマウンティングをおこなっていきます。そうです、勝手に張り合ってくるのです。
いつも相手より上を意識
マウンティング女子は、自分の投稿にたいして相手が好意的なコメントをつけても、噛み付いてくることがあります。
C子さんの体験談:
ある日B子が、「〇〇でランチしてきたよー。」とツイートしました。
見てみるとたまたま私も行ったことあるお店で、
「あのお店、美味しくて素敵なお店だよね。」
と共感も兼ねてリプしました。
すると「私は何回も行ってて、店員さんにも覚えられてるんだー!サービスしてくれるし。」
と相手よりもよく知ってるというアピールをB子からされました。
これが1回程度なら気がつかなかったのですが、私が「こんなお店で食事してきました」とツイートするたびに、
「私もっと前から知っているよー。」「あっそこ知り合いのお店だわー。」というリプが多く、
あっ!マウンティングされてると気づきました。
B子からすると、私のリプもマウントに捉えられたのかも知れません。
難しいですね・・・
ポイント
常に相手より自分が上だと感じていないと不安な方は、軽い会話でさえマウンティングするのが癖になってるのでしょう。
マウンティング女子への対策法
マウンティング女子と知らず関わってしまい、どうしたら良いのか悩んでいる方に、対策法をご説明します。
スルーする
マウンティング女子のSNS投稿に関しては、スルーするのが一番です。
いちいち気に留めないことです。
対面でマウンティング女子に遭遇した場合は、さらっと話を聞いてあげる程度に。
いちいち反応し返答すると、そのことに対してまたマウントをとってくるかもしれないので、聞き役に徹するのが安全です。
褒める
ただただ、褒めてあげましょう。
マウンティング女子は、自分に自信がなく承認欲求が強いので褒めてあげれば満足してくれます。
あなたの方がすごいよねーという事を伝えればマウントをやめてくれるでしょう。
戦わない
マウンティング女子とは戦わないのが、精神的に一番楽です。
ただこちらも人間です。感情があります。「ギャフン」と言わせたくなりますよね。
しかし、私はマウンティング女子と戦わないことが、既にギャフンと言わせてることになってると思います。
グッと堪えてマウンティング女子を反面教師とし、大切な友人をなくさないよう気ををつけましょう。
自分の話は極力しない
マウンティングされる要素をマウンティング女子に与えないことです。
自分の身の上は話をしないようにしましょう。
マウンティングするネタがない相手だと思えば、マウンティング女子も寄ってこなくなります。
マウンティングされにくいタイプになるのです。
距離をとる
マウンティング女子には関わらない。これが1番の策です。
しかし職場などといった、どうしても避けられない場所にマウンティング女子がいる場合は、難しいですよね。
極力、仕事以外の話はしないなど距離をとるように意識して接しましょう。
マウンティングする隙を与えないのです。
マウンティングされやすいタイプ
マウンティングされやすい方には特徴があります。
嫉妬と同じで自分より遥か上の存在(ハリウッドスターなど)にマウンティングはしません。
自分と同じかそれより下だと感じている相手にマウンティングします。
優しい人
いわゆる良い人・おとなしい人です。
優しい人は反論したりしないので、言われ放題です。
また優しい人は人気者であることが多いので、その嫉妬からターゲットにされることも考えられます。
美人
自分より少し美人の人。
モデルなどといった、かけ離れた美人にはマウンティングしません。
あくまでもターゲットは、自分のレベルに近い存在です。
又マウンティング女子は美意識が高い傾向があるので、余計にターゲットにされやすいです。
天然系女子
天然系女子はふわっと幸せそうなオーラが出ていて、マウンティング女子には気に入らない存在です。
天然系は性格も外見も良く、人気者であることが多いです。
自分が話題の中心じゃないと済まないマウンティング女子のターゲットにされてしまうのは、言うまでもないでしょう。
マウンティング女子に悩む方におすすめ本
現在、マウンティング女子に悩まされている・マウンティングしてしまう自分を直したい。
といった方に読んで欲しい本を、いくつかご紹介します。
女子の人間関係
女子の人間関係が理論的に書かれています。
もっとドロドロしたリアルな話が書かれているのかと思っていましたが、違いました。
問題例と解決策が書かれており、悩みにたいして解決してくれる実践本です。
マウンティングも含む女子の人間関係に悩んでいる方におすすめです。
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女は笑顔で殴り合う
「女は笑顔で殴り合う」タイトルがすごいですよね(笑)
しかしすごく理解できますよね。その光景が思いだされませんか?
対処法など書かれていませんが、「こういうのがマウンティング女子かー。」「えげつないなー。」
という事実を知ることができる本でした。
「わかるわかる。」「あるある。」と共感して欲しい・したいときに読むと気持ちが晴れると思います。
まとめ
マウンティング女子とは関わりたくないし、マウンティング女子にもなりたくありません。
しかし「マウンティング」は、どんな女性にも本能として携わってあるのではないだろうかと感じております。
それもこれもやはり、優秀な異性を捕まえるという本能レベルで、戦っているのではないでしょうか?
なので、戦いの必要がない「完ぺきな女性」「自信があり余裕のある女性」は、あまりマウンティングはしないのだとも感じております。
誰しも人に負けたくない・幸せになりたいという感情を持っている事を自覚しつつ、自分は相手を不快させないように言動に気をつけようと思います。